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みことばと祈りにおいて訓練されていくよう、相談者を導く
多くの相談者は、永遠のみことばに時間を費やせるのに、過ぎ去っていくものに心を奪われています。
カウンセリングの場で私たちは、相談者がみことばと祈りにおいて、十分に訓練されていないことにしばしば気づきます。では、相談者が自分の罪や人生の困難を乗り越える助けとなるものを、大切なものとして受け止めるように導くには、どうすれば良いでしょうか。そのためには、みことばと祈りにおいて訓練が必要であることを促すことが大切です。
では、それをどのように具体的に行えばよいのでしょうか。
みことばを慕い求める心
私たちは、相談者に次のように問いかけることができます。「神のみことばを心から求めたいと思っていますか。もしそう感じないのであれば、それはなぜでしょうか。何が、その渇きを奪っているのでしょうか。みことばを読んだり、祈ったりする時間は、あなたにとって喜びでしょうか。それとも、義務のように感じていますか。鹿が水を慕いあえぐように、あなたは神を慕い求めていますか。神と交わる時間を楽しみにしていますか。もしそうでないなら、その理由を一緒に考えてみましょう。」
この段階で、その人が生ける神との関係を本当に持っているかどうかを確かめる必要があるかもしれません。エゼキエル書11:19には、次のように記されています。
「わたしは彼らに一つの心を与え、彼らのうちに新しい霊を授ける。わたしは彼らの肉から石の心を取り除き、彼らに肉の心を与える。」
偶像を取り除くこと
私たちは、もう一歩踏み込んで尋ねる必要があるかもしれません。彼らは何を愛しているのか、あるいは誰を愛しているのか。そのものやその人を、神よりも愛しているのではないでしょうか。
彼らは普段どのように過ごしているでしょうか。最近、自分が何に時間を費やしているでしょうか。何に力を注いでいるでしょうか。お金は何に費やしているでしょうか。多くの相談者は、永遠であるみことばに時間を用いず、過ぎ去っていくものに時間を費やしてしまっています。神は、ご自分のほかに、どのような偶像も一切お許しになりません。神は、彼らとの時間においても、ねたむ神であられます。
再び、エゼキエル書36:25はこう語っています。「わたしがきよい水をあなたがたの上に振りかけるそのとき、あなたがたはすべての汚れからきよくなる。私はすべての偶像の汚れからあなたがたをきよめ…」
みことばと祈りに、十分な時間をかけること
相談者は日々、みことばと祈りにどれほど時間を費やしているでしょうか。「一日に一章読めば悪魔を退けられる」とか、「思いついたときにさっと祈れば、偽りの信仰者にならずに済む」と思っていないでしょうか。神との時間のために、睡眠や食事を削ることさえいとわないでしょうか。神のために、何を手放すことができるでしょうか。彼らの予定を埋めているのは何でしょうか。そして、それが神としっかり向き合う時間を妨げていないでしょうか。
ここで思い起こしたいのは、私たちの主が、朝早くまだ暗いうちに起きて祈られ、また夜通し祈られたことです(マルコ1:35、ルカ6:12-13)。
日々の習慣を身につけること
今、どのような日々の習慣があるでしょうか。歯を磨くこと、化粧をすること、運動すること、食事をすること、働くこと、子どもを学校に送ること、あるいは家庭で教育することなどでしょうか。神と向き合う時間を、日々の習慣としてしっかりと身につけているでしょうか。テモテへの手紙第一4:7は、私たちが敬虔に至るために自らを訓練するようにと教えています。
正しい聖書解釈の重要性
相談者は、正しい聖書解釈の原則(読み取り方)を知っているでしょうか。もし知らないのであれば、正しく教えることのできる人を求めて助けてもらうよう勧めましょう。彼らは真剣に聖書を学んでいるでしょうか。それとも、ずさんな学び方をしているでしょうか。今、何を学び、どのみことばを覚えているのでしょうか。
テモテへの手紙第二2:15は、私たちにこう教えています。「あなたは務めにふさわしいと認められる人として、すなわち、真理のみことばをまっすぐに解き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神に献げるように最善を尽くしなさい。」
学びの前、その間、そして後にも祈ること。何より、日々祈ること
相談者は、読むときや学ぶとき、また覚えるときに祈る習慣があるでしょうか。主と御霊の助けなしには何も学ぶことができないことを伝え、励ましましょう。テサロニケ人への手紙第一5:17は、絶えず祈ることを教えています。
聖霊が相談者の教師となられるようにゆだねること
相談者が聖書についての問いの答えを、他の情報源にすぐに頼らないよう励ましましょう。また、みことばを学び、読むときには祈り、聖霊に助けを求めるよう促しましょう。イエスはヨハネの福音書16:13で、聖霊が私たちをすべての真理へ導かれると弟子たちに語っておられます。
神についての理解と知識を深め、増し加えること
相談者は今年、昨年よりも神についての知識や理解を深めているでしょうか。それはその人の生き方をどのように変えたでしょうか。この一年で祈りは深められてきたでしょうか。自分の祈りに、神がみこころに従って応えておられることを理解しているでしょうか。ペテロの手紙第二3:18で、ペテロは、私たちは主についての知識において成長していくよう教えています。
聖書の理解や祈りにおいて、自分はすでに極めた、あるいは優れていると決して思わないこと
相談者は、聖書の知識や祈りにおいて、他の人より自分はすでに極めていると密かに思っていないでしょうか。へりくだった心で、さらに知りたいと願いながら、みことばに向き合っているでしょうか。祈りにおいて、なお成長していく必要があるのではないでしょうか。
コリント人への手紙第二10:12で、パウロはこう語っています。「私たちは、自分自身を推薦している人たちの中のだれかと、自分を同列に置いたり比較したりしようとは思いません。彼らは自分たちの間で自分自身を量ったり、互いを比較し合ったりしていますが、愚かなことです。」
学んでいることを実践すること
聖書の真理を他の人にも分かち合うよう励ましましょう。また、聖書の学びや弟子訓練、カウンセリングの場において、神が教えておられることを他の人に分かち合う機会を持つよう勧めましょう。テトス2章は、男女ともに学びを分かち合い、次の世代へ引き継いでいくことの大切さを教えています。
カウンセラーの皆さん、相談者がこの時代の取るに足らないことに心を奪われず、みことばと祈りにおいて自分を訓練していくよう勧めてください。それによって、相談者は霊的に成長し、繰り返し陥る罪を脱ぎ捨てていく力が養われます。
【翻訳に関する留意事項】 本記事の日本語訳は、認定聖書カウンセラー協会 (ACBC)の許可を得て作成されました。ACBCは本翻訳の作成を承認しておりますが、翻訳の正確性、完全性、あるいは表現の適切性については、一切の責任を負いません。 内容に相違がある場合は、英語の原文が公式な正本として優先されます。原文はこちらからご覧いただけます。
Translation Disclaimer: This translation is produced with permission from the Association of Certified Biblical Counselors (ACBC). While ACBC has granted permission for this translation, they are not responsible for the accuracy or quality of the translation. The original English text remains the official version and can be found here: Helping our Counselees to be Disciplined in the Word and Prayer
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