聖書的世界観サムネ最新 1

 

聖書的世界観サムネ最新 1

 

知恵の泉では、2026年10月から聖書カウンセリングの土台となる「聖書的世界観」の連載を始めます!シリーズ第1弾では、あらゆる問題の根となっている「罪」について考えていきます。「罪」を聖書的に正しく深く理解することは、私たち自身や人間が抱える問題を正しく理解するために欠かせません。聖書は、私たちの問題をどのように説明し、そこにどのような解決を示しているのでしょうか。一緒に考えていきましょう。

聖書的世界観とは

人間は誰もが、自分なりの世界観や人生観、価値観を持って生きています。たとえ自分では「客観的に物事を見ている」と考えていても、実際には、すべての人が何らかの前提や価値基準に基づいて世界を理解し、物事を判断しています。このような、世界とは何か、人間とは何か、何が正しく、何に価値があり、人生で何を目指すべきなのかを理解するための包括的な枠組みを「世界観」と呼びます。

聖書的世界観とは、神のことばである聖書66巻に基づいて世界と人生を捉える包括的な枠組みです。それは、創造から堕落、贖い、そして完成に至る聖書全体の物語を土台とします。つまり、(1)唯一まことの神が、御自身の栄光のために、この世界と人間を良いものとして創造したこと。(2)人間の罪によって、神との関係が破壊され、この世界にあらゆる苦しみと死、混乱が生じたこと。(3)しかし、神はキリストの十字架の贖いによって、罪と死への解決策を用意してくださり、信じる者には救いと回復が訪れること。(4)将来、キリストが再臨して罪と死を完全に滅ぼし、贖われた人間が罪も苦しみもない世界に神と共に住む新しい世界がやってくることです。このように、聖書で明らかにされた神のご計画に基づき、この世界と人間がどこから来て、どこに向かっているのかを理解しようとします。

執筆者紹介

吉本信頼

兵庫県出身。報道記者として勤務し、事件・裁判、地域行政、選挙、経済取材などを担当。その後、牧師になることを志して渡米し、ボブ・ジョーンズ大学で神学修士(MDiv)。現在は同大学院博士課程で聖書神学を学んでいる。聖書カウンセリングの分野でも修士号を取得。2026年より日本聖書カウンセリング協会ディレクターを務めている。

【連載】罪、その曖昧で確かな現実

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